こんばんは。
特殊清掃タカフジの藤川でございます。
2月に入りましたけど、淡々と時間が過ぎて気が付いたら月末になってました。毎年あっという間ですよね、2月って。
ヒートショックからの孤独死
さて、今回は埼玉県鴻巣市の某不動産管理会社から
「お風呂で亡くなった方の現場清掃をお願いしたい」
とのご相談がありました。
「浴槽内の汚れがどうしても落ちない」という事でかなりお悩みだったようです。
この時期お風呂に入っていて、急に脱衣所で気温が下がって体調が急変するケースが結構多発してますよね。
いわゆる「ヒートショック」ってやつです。
今回の現場はバスルーム内の清掃・除菌作業と、浴室から脱衣所にかけての消臭です。お亡くなりなった現場は賃貸型のマンション。お一人で暮らしていたそうで、浴槽内で孤独死されたようです。
まずは、消臭・除菌作業からをスタート
まずは現場到着後、現状の状況を正しく把握する為に中に入ります。具体的な作業に入る前に、タカフジ特製の消毒液を散布するところからスタート。
併用でオゾン発生機を使用し消臭・除菌作業も行います。これを行う事でスタッフの健康被害のリスクを軽減する事ができるんです。
今回は浴室内に家財が少なかったので梱包作業は最小限で済みました。
その後は、周辺に大量に発生している蛆の処理です。蛆が発生するのは亡くなってから数週間程度という事を意味してます。
浴槽内のクリーニングを丹念に
ご遺体は浴槽にきれいに収まる形で亡くなれていたようです。
その為、浴槽に関して丹念に清掃することがベスト。具体的に言うと1回だけの作業ではなく、汚れが落ちるまで2回~3回とです。何故かというと、ご遺体から出る「脂」が非常に除去しずらい為なんです。
浴槽の清掃が完了後は、浴室内の除菌と消毒を行います。
その後浴槽に薬剤を入れて何回も循環して細菌の処理も完了いたしました。
最後に高い殺菌効果のあるタカフジの消毒剤を散布し、オゾン発生機をにて高濃度のオゾンガスを施し殺菌消毒・消臭を終えました。
施工が完了後は不動産管理会社の方に詳細をご説明して、一連の作業を終えました。