一緒に住んでいても孤独死になりえる

 

お疲れ様です!タカフジ スタッフの大谷です。

さて、2013年も始まりまして早速、特殊清掃の仕事がスタートいたしました。

1月22日 現場は、『さいたま市のとあるアパート』での一室でした。

 

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【今回の作業】消臭消毒・一部クロスとCF剥がし・原状回復・リフォーム(クロスCF張替え)・ハウスクリーニング

 

 

一見、孤独死の現場と思われますが実は、奥さんと一緒に住んでいたそうです。

なぜこのような状況になったのか詳しくは言えませんが、「誰かと一緒に住んでいてもこのような事態が起こってしまうんだな・・・」と私は、最初に痛感。

 

お部屋の状態は、とても整理整頓されており掃除もきちんとされて 難もなく終えるかと思ったのですが問題は部屋の中の臭いでした。

 

①まず、初期の消臭消毒を終えてからいつも通りお亡くなりになっていた箇所の解体をしました。今回はCF(クッションフロア)でしたのでまずは剥がしから↓

 

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②次に状況確認し床に鼻を近づけ臭いの確認と床のCF下まで浸透しているかチェック。

汚染されておらず「におい」も生活臭と僅かなホコリが吸収した臭い程度、CFとCFとのジョイント部分にも汚染がなかったため大丈夫でした。

 

が、しかし・・・・・・・。

 

その後いつもどおりお部屋のクリーニングの作業に入りましたが後から職人の方が来られ「なんか、まだ臭いがしない?」とのこと

 

そうです(^-^;。一旦部屋に入ってから、においに慣れてしまったため感じ取れることができなかったのです。

 

 

不覚でした・・・。

 

 

そこで一旦外に出てしばらくしてから作業を開始し、「いざ入室!」

 

発生源をつきとめ発生源は、エアコンがまず第一に・・・研ぎ澄ましてみると部屋全体の木部分でした。

 

エアコンは念入りに専用薬剤と消臭消毒作業をし、木部分に関しては、部屋全体の木部分(天井も含め)を雑巾で拭き上げ念入りに消臭作業しなんとか臭を取ることができました。

(少しでも臭いがあるとそこからまた分散しリフォーム・クリーニングしお部屋が元の住める状況になったとしても臭いで取り返しがつかなくなってしまうため)

 

すごく神経がいりました(^-^;

 

今回のケースでは、臭いは割と強い方ではなかったのですが「物に臭いが染み付く」という恐ろしい事態を経験し勉強になりました。

他の現場でも臭いに困ったことがありますが、このような経験から一つずつ「知恵」になっていくのだと思います。

 

その後・・・

 

難を越えクリーニングし全ての業務が完了いたしました。(夕方撮影で写りが悪くすいません(^O^;))

 

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それでは、つぎなる現場で・・・・・また(^ ^)

 

~株式会社タカフジ スタッフより~

 

 

 


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